アルクスマートラーニング

新eラーニング「アルクスマートラーニング」TOEFLテスト対策コースを提供開始

NTTラーニングシステムズとアルクの共同出資会社であるアルク&ラーニングシステムズは、4月1日より英語eラーニングサービス「アルクスマートラーニング」を本格的に提供すると発表した。

「アルクスマートラーニング」は、アルクが全国の400を超える大学等教育機関のeラーニングサービスで培った英語教育のノウハウを、NTTラーニングシステムズのICTテクノロジーを活用して、学習者や指導者へ向け提供するサービス。・・・

アルクスマートラーニングでは、現在TOEFL ITPテストの対策コース(リスニング、文法、リーディング)を提供しており、4月1日よりTOEFL ITPテストの模擬試験を提供。5月以降に、TOEFL iBTテストの練習ができる模擬試験を追加、さらに、夏以降に企業向け、大学向けにTOEICテスト対策コースをリリースする予定だとしている。

新eラーニング「アルクスマートラーニング」TOEFLテスト対策コースを提供開始、リセマム、2013年03月29日、抜粋

英語教育の老舗・アルクがいよいよ本格的にネット塾(インターネット学習塾・オンライン予備校)系サービスに進出してきました。眠れる獅子がむっくり起き出した・・・そう感じています。

TOEFL準拠、スマホにも対応(予定)

NTTラーニングシステムズと組んで4月1日より、英語eラーニングサービス「アルクスマートラーニング」(ALC Smart Learning)を始めます。パソコン(PC)、タブレットで動作するeラーニング・システムです。もちろん、今後スマートフォン(スマホ)にも対応予定です。

また、まずはTOEFLテストに対応した内容になります。TOEFLテストに関しては、安倍政権が掲げる教育改革の目玉の一つ。大学入試や国家公務員試験にTOEFLを導入することで、①国際的にも評価の低い日本の英語教育を一気に底上げし、②日本人の海外留学を活発化し、③国際社会に通用する人材を育成する、としています。

大学や企業の関心高い

大学の関心は高く、例えば東京大学(一部)でも受験資格にTOEFLスコアを義務付ける動きもあります。「アルクスマートラーニング」でも、2013年02月より大学向けにプレ・リリースとして、「TOEFLテスト対策コース」を複数の大学に提供しました。すでに現在、金沢大学、京都大学、中央大学、筑波大学、横浜国立大学の5大学に導入実績があります。

このほか、グローバル人材ニーズの強い企業の関心も高く、TOEFLだけでなくTOEICも扱う方向です。2013年夏以降に大学向けと企業向けにTOEICテスト対策コースをリリースする予定です。

2013年4月、新年度を迎え、日本の英語教育の重鎮であるアルクと「アルクスマートラーニング」の動きに、目が離せなくなりました。


※参考資料:
アルクの新しい英語eラーニングシステム|ALC Smart Learning(アルクスマートラーニング)、合同会社アルク&ラーニングシステムズ
eラーニング:スペースアルク、株式会社アルク
新eラーニング“ALC Smart Learning”(アルクスマートラーニング)、NTTラーニングシステムズ株式会社、2013年03月28日
TOEFL®対策クラスのポイント、ALC Education、2012
新eラーニング“ALC Smart Learning”(アルクスマートラーニング)TOEFL(R)テスト対策コース提供開始のお知らせ、PR TIMES (プレスリリース)、2013年04月01日
大学受験資格にTOEFL 国内全大学対象 自民教育再生本部、1次報告へ、MSN産経ニュース、2013年03月20日

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