米国の大学、無料の講義サイト

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・・・キャンパスに通い、講義を聴き、試験を受け、卒業する–。長年続いた大学生活のあり方がいま、米国で変わろうとしている。背景にはインターネットと手軽にネット接続できる端末の急激な普及、そしてコンテンツ(情報の内容)のデジタル化がある。シリコンバレーから広がるオンライン大学の最前線をのぞいてみた。・・・
※日本経済新聞、2013年01月21日、抜粋

        ※        ※        ※

なんでもアメリカの大学では、2012年あたりから無料配信の講義サイトが広まっているそうです。ムーク(MOOC)と呼ぶらしい。大規模公開オンライン講座(Massive Open Online Course)です。そして、最大勢力の「コーセラ(Coursera)」は、聴講学生数がなんと230万人超とのこと。これはすごい。老舗(といっても2011年創業)のユダシティ(Udacity)も200カ国以上40万人超が登録している。

まぁ今のところ、最終的な「卒業資格」は与えていないようですが、大学の「肝」ともいえる「講義」が、インターネットの「講義サイト」に置き換わりつつある。大学の役割は、「教える」ことから「認定する」方へ移行するだろう・・・との日経の見解です。

これはまさにネット塾(インターネット学習塾・予備校)と呼応するような感じですね。受験準備はネット塾で、受験後はネットの講義サイトで勉強する。近未来はスマホ塾(予備校)にスマホ大学? 世の中便利になったというか、様変わりですね。

参考資料:
・日本経済新聞、2013年01月21日
Coursera、https://www.coursera.org/
Udacity、http://www.udacity.com/
edX、https://www.edx.org/

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