東大、アジア首位守る 世界大学ランキング
英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は2日、今年の「世界大学ランキング」を発表、東京大が23位(昨年27位)と昨年から4つ順位を上げてアジア首位の座を守った。・・・同誌は、ランクインした日本の5校のうち4校が昨年より順位を上げていることに触れ「日本の大学の国際的地位を高めようとする政府の取り組みの成果が上がっていることを示している」と分析した。・・・
※日本経済新聞、2013年10月03日、夕刊
いい感じですね。日本の教育シーンも。
東大は日本の教育の要
東京大学(東大)は日本の大学の最高峰として、単に最大の研究機関および政治家や高級官僚、経団連のメンバーなどのエスタブリッシュメント養成機関というだけでなく、日本全体の “教育” システムの要です。東大が日本の教育界を引っ張り、同時に、日本の学校教育の現状が東大に反映されます。
したがって、東大など4校が昨年より世界大学ランキングの順位を上げているということは、日本全体の教育システムも改善されている兆候です。未来に期待が持てます。例えば既に東大はネット塾的な講座MOOCsを、日本で初めて開始しています。
ベスト10は米英の大学
このTHEの「世界大学ランキング」は、論文の引用頻度や教員1人当たりの学生数など、13の要素を基にランキングするそうです。ベスト10は全て米英の大学で、米カリフォルニア工科大が3年連続でトップ。以下、英オックスフォード大と米ハーバード大、米スタンフォード大、米マサチューセッツ工科大と続きます。
やはり、21世紀の今日でも、世界の英知を米英2か国が握っているのですね。
※参考資料: 東大MOOCs始まる、ネット塾ジャーナル、2013年09月19日