読書の「効率性」

日頃外出している時間が多いこともあり、僕はテレビはここ数十年、あまり観ていません。ネットも最低限です。ツイッターもフェイスブックも発信に使うことがほとんどです。・・・

朝起きて、1時間かけて新聞を3紙読む。寝る前は本を1時間読む。これは「歯を磨く」ことと同じように、毎日の習慣になっています。それから、電車での移動時間は、たとえ1駅でも本を読みます。・・・

新聞や本を読むことのメリットがあるとしたら、それは「効率性」の高さにあります。・・・たとえば、アメリカの大統領が考えていることを知りたいとしましょう。テレビや動画だと探すのが大変で視聴時間もかかる。・・・でも、本なら800円ほど出せば、『リンカーン演説集』が買えるのです。一晩、リンカーンを独り占めできて、リンカーンの話が聞けるのですよ。・・・


出口治明(でぐち・はるあき)
ライフネット生命保険会長兼CEO
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読むべき本がたくさんあるのに、読む時間がありません、出口治明の「悩み事の出口」、PRESIDENT Online、2015年11月25日

ライフネット生命の出口治明会長は、もともと生命保険業界ではやり手の著名人で、かつてのバブル期には生保業界の取りまとめ役はおろか、保険業法の改正までやってしまったお方です。その「ザ・セイホ」の顔とも言える彼が、2008年に戦後初の “独立系” ネット生命保険会社の起業に乗り出したのだから、一時期、生保業界ではてんやわんやの大騒ぎでした。

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出口さんは無類の読書家としても有名なのですが、ご本人もおっしゃるように「僕は本が好きなのでそうしているのであって、テレビやネットが好きなのであればそれでいいと思います。」とのこと。う~ん、勉強家にして謙虚でもあります。さすが・・・です。

情報を効率よく仕入れる

今はネット関連でも電子書籍が売り出されているくらいですから、情報媒体は本でもテレビでもネットでもいいと、私も思う。ただ、まとまった情報を体系的に効率よく手軽に脳に仕入れるには、読書が最適かもしれません。スマホやタブレットのように電源切れの心配も無いですしね。

テレビやネットをできるだけ止めて、読書に特化する生活は、実は脳内に体系的な知識と情報を構築する実に有効な手段の一つかもしれません。そうであるならば、このブログも「ネット塾ジャーナル」から「読書塾ジャーナル」に変更しないといけないですね(?)。

※参考資料:
ライフネット生命保険、Wikipedia、最終更新2015年11月24日
出口治明、Wikipedia、最終更新2015年11月17日

 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21)

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