数学Iに取り組む
最近、大人になって久しく勉強していなかった数学(数学I)に取り組んでいます。いやいや、これは大げさな言い方です。高校生時代も数学には真面目に取り組んでいなかったので、およそ37年ぶりに人生初めて「数学I」に向かっている(?)という状況です。
よく数学は頭の体操で、ゲームみたいなものだとか、いや様々な現代の産業の基礎的な理論だとか、巷では言われます。全くその通りだと思う。数学は、”数字” によるロジックに特化した科目なので、社会や自然(宇宙含む?)そして人生での応用範囲を広く持ち、また同時に非常に取っつきにくいコンテンツでもある。これもまた事実でしょう。
で、実際学び始めて感じたのは、とりあえず「ゲーム」だと。「ゲームのようなもの」ではなく「ゲームそのもの」。いくつかの前提条件や取り決めを守った上で、解釈や解法を競い合うゲームと感じました。答えが明確に出る(出やすい)のもイイね。
曖昧な現代文、明確な数学I
これが高校の「現代文」(現代文A、現代文B)だと、なんとも個人的には釈然としない「曖昧な回答」でも、正解とされてしまいます。それに対して数学は「曖昧な回答」が少ない。ゴールが明快(な場合が多い)。これが魅力でもあり、逆に過大評価されやすい面でもある。
現実の人間社会や自然現象には、曖昧で混沌とした部分が常につきまとい、正解とされるものは「現代文」の正解と似ている。現実社会では不特定多数のパラメーターが関連してくるので、結果がやや平均化(というか雑多化)しやすい。極端なリザルトが起こることは少ない(たまにある)。これはボラティリティの高い株式市場のような分野でも言える。100年に一度(?)のリーマンショックは、毎年起きないのです。
まぁ数学を学ぶにあたっては、それがストレートに仕事や生活に跳ね返ってくると短絡的に思わずに、物事を判断する上で「意外と強い味方」ぐらいの楽な位置づけでとらえるのが、望ましいでしょう。数学はあくまで「ゲーム=趣味」で、①まずはゲームを楽しみ、②あとで日常生活でも活用できる、と考えたいです(^_^)。
※参考資料:
・数学I、Wikipedia、最終更新2016年12月08日
・国語 (教科)、Wikipedia、最終更新2017年11月04日