※グラフ: 平成25年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(概要)、文部科学省、平成26年9月、引用
今、学校におけるICT環境は急ピッチで整備されつつあるのですが、特に今目立っているのはタブレット端末です。教育用コンピューターのうちタブレット型コンピューターの台数は36,285台(平成25年3月)から72,678台(平成26年3月)と2倍以上に膨れ上がっています。もちろん、一人一台にはまだまだ程遠いのですが、この調子だと5年を待たずに相当数普及するでしょう。
教員のICT活用指導力も向上
また、ハードウェアが教育現場に普及しても、肝心のソフトウェアと言うか、教員のICT活用力が追いつかないと意味がありません。しかし、この点でも年々改善が施されています。下記グラフを見てください。
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※グラフ: 平成25年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(概要)、文部科学省、平成26年9月、引用
「教員のICT活用指導力」ですが、この7年間でおおよそ1割の改善が見られます。実は学校の先生はどちらかといえば保守的な方が多く、児童生徒への指導を仕事としているものの、ご自分のICT活用指導力をアップさせるとなると、意外に及び腰の先生方も見受けられます。ICT活用となれば、ご自分の従来の指導方法との齟齬や従前の一部否定も発生しやすいので、教員としてもやや取り組みにくいのです。
そういった背景の中、7年で1割の改善というのは、かなりの成果であると思われます。全国の先生方は頑張った! そういった学校現場の努力が垣間見えるグラフですね。この勢いですと、学校のおけるタブレットを軸にしたICT活用は、2020年の東京オリンピックの頃には、想像以上に相当進んでくると思えます。
下記動画は人気のネット塾(タブレットで学ぶ小学生・中学生向け通信教育)であるスマイルゼミのCMですが、こういった生徒(↓↓)も散見されるかもしれませんね(?)。
※参考資料: 「教員のICT活用指導力の基準」パンフレット、文部科学省、2006年
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