1077億円(2013年度)から1453億円(2014年度)へ、eラーニング市場は急拡大です。ネット塾の時代が、今年度から本格的に始まった、と言ってもいいかもしれません。
教育産業の市場規模は2兆4,668億円…eラーニングが好調
矢野経済研究所は10月9日、「教育産業市場に関する調査結果2014」を発表した。2013年度の教育産業全体市場は前年度比ほぼ横ばいの2兆4,668億円。このうち、eラーニング市場は前年度比5.9%増の1,077億円となった。・・・
大手教育事業者を中心にタブレット端末を使用した学習コースの導入が進んでおり、個人向けを対象とした市場が大きく拡大し全体市場規模を押し上げているという。・・・
※リセマム、2014年10月09日、引用
上記記事のグラフを見ていただければわかりますが、eラーニングがざっと1000億から1500億近くに50%増です。これはすごい。実はeラーニング市場とは、インターネット等のネット学習システムの他、携帯ゲーム機やPC向け学習用ソフトウェア等も入ります。ですから、全てがいわゆる“ネット塾系”ではないのですが、それにしても急伸です。
まぁ、記事にも「タブレット端末を使用した学習コース」とあるように、実際伸びた部分のほとんどはネット学習系(ネット塾系)でしょう。ダウンロード系も含めれば、ほぼ間違いない。つまりは、「スマホでスキマ勉強」(スマートフォン・タブレットでスキマ時間に勉強)するのが、静かに(?)流行っているのでしょう。電車の中はもちろん、この前、図書館でもそういう学生さんを見かけましたから。
スマイルゼミのコマーシャルではありませんが、下記のような小中学生がゆくゆくは現れるのでしょうね(?)。
↑↑「CM上の演出です。タブレットは安定した場所でお使いください。」、とのことです。
※参考資料: 教育産業市場に関する調査結果2014、(詳細はこちら)、市場調査とマーケティングの矢野経済研究所、2014年10月09日