※写真:恵安株式会社 7インチタブレット、リンク
※写真:西日本新聞、朝刊、2014年02月01日、リンク
佐賀・武雄市教育委員会、市内全小学生に支給するタブレットを決定
Android 4.2.2を搭載した、恵安製の7インチタブレットを導入する。2014年3月までに各学校への配備を完了し、同年4月から本格利用する。
武雄市はタブレットと併せて、動画教材などを利用して生徒が家庭で予習し、授業では予習内容を踏まえた応用問題を解いたりディスカッションをしたりする「反転授業」も全小学校で実施する。端末の軽量さに加え、反転授業で利用する動画などのアプリケーション動作の快適さが選定の決め手となった。
※発表:武雄市、2014年01月28日、TechTargetジャパン
おお~。IT教育で有名な佐賀県「武雄市」教育委員会。iPad好きな樋渡啓祐市長でも有名ですよね。その武雄市の小学生が使うタブレットに注目が集まっていたのですが、フタを開けてみると、iPadでもなく、Windows 8タブレットでもなく、Androidタブレットに決まったそうです。これは意外です。
しかし、良く検討してみると、端末が軽く、アプリも軽く、さらに価格も軽い(?)となれば、「恵安」という選択肢もアリかもしれません。まぁ正直、予算の関係もあるでしょうし、まずは導入し、徐々に改善と考えているのでしょう。そもそも、タブレット端末ってまだまだ歴史が浅いのです。まずは使いながら改善し、早めに次のステップに移る・・・というのも現実的です。
なお、武雄市教委によれば、具体的な数字はこうです。武雄市はソフトバンクグループのエデュアスと契約し、システムの規模としては端末3,153台となり、予算的にはシステム全体で総額約1.2億円だそうです(西日本新聞、朝刊、2014年02月01日)。代田昭久教育監、がんばってね。