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タブレットを導入する教育機関のケースが増えていますが、やはりiPadが目立ちますね。やはり、日本におけるネームバリュー、タブレットに特化した設計、そしてアップストア(App Store)による厳重なアプリ管理・・・。さらに、日本人好みのデザイン性も加味され、教育現場でもiPadは大きく支持されています。
Windowsの利点
しかし、アップル系以外のタブレットやPC導入となると、Androidやクロームブック(Chromebook)という選択肢もありますが、やはりWindows 8搭載マシンが強い支持を受けています。最大の理由は、既存の校内インフラをそのまま利用しやすいため導入しやすく、新たな多額の投資資金も必要ないからです。
オーストラリアのシドニー大学は、Windows 8搭載の「ThinkPad Tablet 2」を、学習環境の目玉として導入。有効に活用しているとレポートされています。
シドニー大学が「最良のデバイス」と認めたWindows 8搭載タブレットPC
・・・シドニー大学では、デジタルラーニング導入プロジェクトを立ち上げ、学生がデジタル情報を共有しながら対面でディスカッションが可能な「タブレット・ポッド・スタジオ」と呼ばれる学習環境を導入した。・・・同大学がデバイス選定で重視したのは「使いやすさ」「セキュリティ性能」「接続性」「双方向性」の4点で、これらすべてのニーズを満たしたのが「ThinkPad Tablet 2」だった。学生は日常で既にスマートデバイスを利用しており、薄型・軽量でペン入力も可能なThinkPad Tablet 2は違和感なく使用できる。Windows 8を搭載、既存の学内インフラストラクチャを活用できるため、新規開発・投資が必要なかった点も大きい。・・・
※TechTargetジャパン ホワイトペーパー ダウンロードセンター、2014年01月31日、引用
ThinkPadは堅い
法政大学、貸与PC利用率100%でも書きましたが、堅牢性がウリのThinkPadです。セキュリティにも強く、このシドニー大学のケースでは紛失時のGPS探索機能が装備されています。そして、拡張性にも優れ、USBやイーサネット等の各ポートを標準装備されています。そもそもThinkPadはIBM PCを源流としていて、いわゆる「PC」の元祖ですので、標準性や拡張性には定評があります。
教育ICT導入には、今まで培った既存のシステムや情報資源を有益に使えるWindows 8タブレットという選択もありですね。