大学受験 世界大学ランキングは参考になる?
センター試験まであと1週間。受験シーズンが本番になります。・・・志望校を選ぶ際に、基準の1つが偏差値であったり、その大学の評価だったりします。時には、世界レベルで発表されている大学ランキングなども気になるところではないでしょうか?・・・
THE社の国地域別の上位400校に入っている大学の数は、日本はフランスと並んで8位で11校あります。アジアにおいては、1位で中国が10校、台湾が8校、韓国が7校となっています。ちなみにアメリカは109校でずば抜けています。日本は、言語の壁があり、国際化において飛びぬけて弱いです。・・・
現時点では、世界ランキングに名を連ねる日本の大学は、理系が多く、その大学院が評価されている、ということですが、大学を経て、研究を続けていきたい、と考える受験生にとっては、1つの目安になるのかもしれません。
※THE PAGE(ザ・ページ)、2014年01月12日、引用
大学=就職予備校?
身もフタもない言い方ですが、多くの受験生にとって、大学は“就職予備校”の側面を持っている。これは世界中の大学でも同じでしょう。そう考えると、理系で研究者を目指す一部の学生は「世界大学ランキング」を重視するでしょうが、それ以外の大半の学生は大学の“就職ランキング”の方が大事です。
したがって、今までなら就職率重視の考えから、世界大学ランキングなど、日本の受験生にはあまり関係ないデータでした。しかし、昨今のグローバル化で、企業側も世界大学ランキングを重視する可能性があります。そうなってくると話は変わってきます。
※写真:写真素材 足成より
世界ランキング=就職ランキング?
すなわち、世界大学ランキングと就職ランキングがイコールに近くなってくるわけです。少なくても、日本企業が「理系」の学生を評価するうえで、世界大学ランキングは一つの重要な指標になるでしょう。つまり、受験生から見ても、日本の大学をランクする上で、偏差値や就職率だけでなく、“世界的な評価”も加わることになる。
これがグローバル経済なのかもしれません。グローバル化の波は、日本の学生が大学を選ぶ際にも、世界ランキングのような従来と違ったグローバルなモノサシを注目させることになる。時代は動いています。